脂肪を効率的に燃やすには、褐色細胞の活性化が大事です。
年を取ることでカロリーが脂肪として蓄積されやすくなりますが
それは、体内の褐色細胞が加齢効果によって失われていくためです。

褐色細胞の働きが活発な人はエネルギーをたくさん消費するので太りにくくなる傾向があります。

褐色細胞の働きが活発でない方は
エネルギーの消費も少なめなので、太りやすい体質といえます。

食べたものがすぐに脂肪になり、なかなか代謝されないという人の場合
褐色細胞は遺伝子の作用によって変異を起こしており
活性化していないことが考えられます。

日本人の場合、褐色細胞の遺伝子が変異したことで太りやすくなっている人は
3人に1人に上ります。

体脂肪の減少を目指すには、遺伝子を変えることは無理ですから
褐色脂肪を活性化させるという観点から考えるといいでしょう。

これから褐色脂肪を活性化させたいという人は
寒冷刺激を与えると効果があるようです。

適度な刺激を与えるために、18度ほどの水で泳ぐなどしてみましょう。

また昼間はしっかり体を動かして活動し
夜は早めに眠り充分に睡眠をとる等のメリハリのある生活を続けると
褐色細胞の働きが良くなります。

また幼児期に冬でも薄着で過ごし室温が低い環境で育った人は
体温を上昇させる為に褐色細胞が活性しやすい脂肪消費型の体質になります。

逆に、子供の頃から過ごしやすい気温の中で快適に育った場合は
体温調整が必要ないため褐色細胞が活性化しにくい体質になっています。
脂肪細胞について解説いたします。

脂肪細胞は体内に600億個あるといわれています。

人間の体には、60兆個の細胞がありますが、その細胞のうち1%が脂肪細胞になります。

脂肪細胞はどの様な働きをするのでしょうか。
脂肪細胞の働きは、脂肪の合成や脂肪の分解、脂肪の蓄積を行う細胞です。

肥満は、脂肪細胞に溜め込まれた脂肪の量が多くなった時に起きます。

脂肪細胞1つは1マイクログラムの脂肪を蓄積できます。
1つ1つの重さはたいしたことがなくても、体内にある脂肪細胞が600億個なら
蓄積可能な脂肪は60㎏にものぼります。

脂肪細胞の個数は人によって異なり
子供の頃に肥満体型だった人は脂肪細胞の数がずっと多いこともあり
人によっては3000億個に達することもあります。

また体内の脂肪細胞は増加しやすい時期があり
胎児の頃と、乳幼児の頃
そして思春期の頃に栄養の摂取量が多すぎると脂肪細胞の数はどんどん増えるようです。

今まで、脂肪細胞はある年齢になるまではひたすら増え続け
そしてある年を越えると増加が止まり
それ以後は細胞自身が大きくなることで肥満になるといわれていました。

しかし最近の研究によると、一定の年齢を過ぎても
脂肪細胞が増える事が明らかになりました。

褐色細胞と白色細胞という脂肪細胞があり、それぞれ役割が違います。

下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部・内臓周りにつくのが白色細胞です。
これに対して褐色細胞は、肩胛骨や首回り、心臓などで増えていく傾向があります。